ようこそ、定年後の世界へ
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いよいよ定年を迎えた時、継続雇用を選び社員として残るか、それとも独立して個人事業主あるいは会社を立ち上げるかは、非常に悩ましい選択となるでしょう。と言うのも、継続雇用を選んだ場合、役職定年で下がった年収がもう一段下がってしまうからです。
かと言って、退社して個人事業主となるのも余程手に職でも無ければ不安は小さくありません。
そこで、ここでは、定年後、継続雇用を選ぶか、独立を選ぶかのメリットとデメリットを整理したいと思います。
●継続雇用のメリット
・就業規則に掲載された年齢まで間違いなく雇用が維持される。
・多くの場合、一般社員に連動して給与のベースアップも見込める。
・健康保険を継続して使うことができる。
・厚生年金に強制加入になるため、iDeCoを退職まで使える。
・雇用保険や労災が使える。
●継続雇用のデメリット
・独立する場合に比べ働き方に自由が利かない。
・いわゆる経費が使えないので、ほぼ100%補足された税金が引かれる。
・小規模共済やセーフティ共済等の節税策を使うことができない。
・(考え方次第だが)厚生年金に強制加入する必要がある。
●独立した場合のメリット
・自分のライフスタイルに合わせた働き方が選べる。
・小規模共済やセーフティ共済等の節税策を使って、税金を安くできる。
・起業して法人化すれば、会社を使った節税策が使える。
・自分の力量に合わせ、儲ければ儲けた分、稼ぐことができる。
●独立した場合のデメリット
・収入が不安定である。業績不振の年は稼ぎがマイナスになる可能性すらある。
・クレジットカードなどの信用力が勤めている時より落ちる。
・税金は節税できても、国民年金保険料が思ったよりずっと高い。
・世の中はまだまだデフレ基調。仕事の単価を上げることは難しい。